元日本代表の10番、ドルトムントやマンUでも活躍した香川真司選手について紹介します。最近では日本代表から遠ざかっていますが、復活はあるのか?
プロフィールからプレースタイル、評価、移籍などwikiに載らない情報まですべて解説。
これを読めば香川真司の全てがわかるかも?
香川真司|プロフィール・経歴
世界トップに手が届いた男
1989年3月17日生まれ(兵庫県神戸市出身)
172cm/68kg
右利き
-2005:FCみやぎバルセロナ
2006-2010:セレッソ大阪🇯🇵
2010-2012:ドルトムント🇩🇪
2012-2014:マンチェスター・ユナイテッド🏴
2014-2019:ボルシア・ドルトムント🇩🇪
(2019:ベジクタシュ🇹🇷)※レンタル
2019-2020:サラゴサ🇪🇸2
2021:PAOK🇬🇷
2022-:シント=トロイデン🇧🇪
兵庫県出身、北京オリンピック世代の32歳。
17歳でセレッソ大阪とプロ契約すると、2年目にはJ2で27得点をあげて頭角を表します。
2010年には才能を評価されドイツの名門ドルトムントに加わり、圧倒的なパフォーマンスでリーグ連覇に貢献。
ブンデスリーガのベストイレブンやヨーロッパ全体のベストイレブンに選ばれ、ワールドクラスの仲間入りを果たします。
2012年には満を辞して世界トップのクラブ、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍。名将ファーガソンのもとで1年目は活躍を見せますが、翌年以降は監督交代の影響を受けて徐々に出番が減少。
2014年には再びドルトムントに加わり、輝きを取り戻しますが、2018年以降はまたも出番が減少し、最終的には構想外に。
その後はトルコ、スペイン、ギリシャでもプレーしますが、かつての輝きは見せられていません。2022年1月からは日本人選手の多いシント・トロイデンに移籍し、復活を目指します。
日本代表では2008年からプレーし100試合近く出場、2度のワールドカップを経験しています。
香川真司|ポジション・プレースタイル
中盤で見せるワールドクラスの技術
得意なポジション:
トップ下、左サイドハーフ
対応できるポジション:
左ウイング、インサイドハーフ
・ワールドクラスのテクニック
・スルーパス
・ドリブル
・フィジカルコンタクト
ドルトムントやマンUで活躍した香川真司の最大の武器は圧倒的なテクニック。
中盤でボールを受けると柔らかいボールタッチで相手を交わし、ドリブルやスルーパスでチャンスを演出します。
調子が良い時は自らペナルティエリアに侵入してゴールを奪いますが、最近ではやや大人しいのが残念なところ。
本来の力を出せれば今でも日本トップクラスの選手です。
香川真司は世界で最高の選手の一人。
ユルゲン・クロップ(現リバプール監督)
(中略)彼は攻撃的MFとして、私が今まで見てきた中でも最も優れた得点嗅覚を持った選手の一人だ。
「Goal.com」より
香川真司|評価・成績・stats
ドルトムント退団以降は振るわず
シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | G | A |
2006〜2010 | セレッソ大阪🇯🇵 | – | 125 | 55 | – |
2010〜2012 | ドルトムント🇩🇪 | – | 49 | 21 | 11 |
2012〜2014 | マンU🏴 | – | 38 | 6 | 6 |
2014-2015 | ドルトムント🇩🇪 | – | 28 | 5 | 6 |
2015-2016 | ドルトムント🇩🇪 | 7.07 | 29 | 9 | 7 |
2016-2017 | ドルトムント🇩🇪 | 7.00 | 21 | 1 | 6 |
2017-2018 | ドルトムント🇩🇪 | 7.03 | 19 | 5 | 1 |
2018-2019 | ドルトムント🇩🇪 | 6.55 | 2 | 0 | 0 |
2018-2019 | ベジクタシュ🇹🇷 | 6.89 | 14 | 4 | 2 |
2019-2020 | サラゴサ🇪🇸2 | 6.83 | 31 | 4 | 1 |
2020-2021 | PAOK🇬🇷 | – | 5 | 0 | 0 |
2021-2022 | シント=トロイデン🇧🇪 | 6.85 | 6 | 0 | 1 |
※〜6.5:低評価 6.5〜7.0:平均〜やや高評価 7.0〜:高評価
※G→ゴール A→アシスト
アンダー世代:
U-19/20/23
🏅オリンピック:
3試合出場0得点(2008北京大会)
フル代表:
97試合出場 31得点(2008〜)
🏆ワールドカップ:
3試合出場0得点(2014ブラジル大会)
4試合出場1得点(2018ロシア大会)
・J2得点王(2009年)
・ブンデスリーガ年間ベストイレブン(10-11、11-12)「kicker」紙
・ブンデスリーガ年間ベストイレブン(11-12、15-16)「build」紙
・欧州年間ベストイレブン(11-12)「ESM」(サッカーメディア団体)
・AFC年間アジア国際最優秀選手賞(2012)
ヨーロッパで10年以上プレーする香川真司、マンUでは苦しんだものの、2度のドルトムント在籍時には素晴らしいパフォーマンスを披露しており、ヨーロッパでもトップレベルのタレントでした。
ただ、退団以降はなかなかどのチームでも良いプレーができておらず、かつての輝きは失われた状態。日本人選手が多数在籍するシント・トロイデンで快適にプレーして復活してほしいところです。
香川真司|市場価値・移籍金
全盛期は30億円プレーヤー
年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
2009年12月 | 20 | セレッソ大阪 | 320万€ |
2011年6月 | 22 | ドルトムント | 800万€ |
2012年6月 | 23 | ドルトムント | 2,200万€ |
2014年8月 | 25 | マンU | 1,500万€ |
2016年7月 | 27 | ドルトムント | 1,600万€ |
2019年6月 | 30 | ベジクタシュ | 600万€ |
2020年4月 | 31 | サラゴサ | 240万€ |
2021年11月 | 32 | PAOK | 120万€ |
ポテンシャル:300万€(約4億円)
年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(推定) |
2010年7月 | 21 | セレッソ大阪 | ドルトムント | フリー |
2012年6月 | 23 | ドルトムント | マンチェスター・U | 1,600万€ |
2014年8月 | 25 | マンチェスター・U | ドルトムント | 800万€ |
2019年8月 | 30 | ドルトムント | サラゴサ | 300万€ |
2022年1月 | 32 | PAOK | シント=トロイデン | レンタル |
セレッソ大阪からドルトムントに移籍していきなり大活躍すると、市場価値は急上昇。
23歳にして2,200万€(約30億円)の価値を持つ選手になりました。
その後はマンUでの挫折を経験するも、ドルトムントで再び活躍すると市場価値も回復。
しかし、ドルトムント退団後は目立った活躍ができず、年齢の影響もあり次第に下降線に。
現在は120万€(1億6,000万円)です。
香川真司|試合はどこで観られる?
香川の所属するシント=トロイデンおよび日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
香川真司|復活に期待!
ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、日本代表でも10番を背負い、100試合近く出場している香川真司。
ここ数年間は思うようなプレーができてませんが、まだ32歳。
本来のプレーが出せれば活躍できるはずです。
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