毎シーズン移籍市場が開くたびに、何人もの選手がJリーグからヨーロッパへと移籍しますが、次に海外へと羽ばたくのはいったいどの選手なのか?
次にJからヨーロッパへと移籍しそうな選手を11人ピックアップして紹介します!
次に海外移籍しそうなJリーグ選手11人!
【FW】上田綺世、鈴木唯人
上田綺世(鹿島アントラーズ)
生年月日:1998年8月28日
身長/体重:182cm/76kg
ポジション:センターフォワード、セカンドトップ
長所:オフザボール、シュート
昨シーズンの成績:29試合14ゴール1アシスト
日本代表歴:U-20/21/22/23/24、フル代表
名門鹿島のエースストライカー。
抜群のオフザボールと日本人離れした強烈なシュートを武器にゴールを量産。怪我やパフォーマンスのムラがなくなればトップクラスのFWになれるポテンシャルを持っています。
得点王クラスの活躍が求められる今シーズン、活躍次第では夏に移籍する可能性も。行き先は噂のあったセルティック、あるいはベルギーやドイツ方面が有力です。
鈴木唯人(清水エスパルス)
生年月日:2001年10月25日
身長/体重:175cm/70kg
ポジション:セカンドトップ、トップ下
長所:ドリブル、スルーパス
昨シーズンの成績:33試合2ゴール0アシスト
日本代表歴:U-18/19、フル代表
圧倒的なポテンシャルを感じさせる大器。
密集地帯でも難なくドリブル突破する繊細なボールタッチに加えて、当たり負けしないフィジカルも持ち合わせており、すでに清水の攻撃の中心選手に。
今シーズンは苦手だったフィニッシュも改善され、一気にブレイクの予感が漂います。
2022年の移籍市場の注目銘柄になりそうです。
【MF】荒木遼太郎、本間至恩、相馬勇紀、橘田健人、田中聡
荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)
生年月日:2002年1月29日
身長/体重:170cm/60kg
ポジション:トップ下、セカンドトップ、左サイドハーフ
長所:ポジショニング、ボールタッチ
昨シーズンの成績:36試合10ゴール7アシスト
日本代表歴:U-15/16/17/19、フル代表
言わずと知れたJ屈指の有望株で、2021シーズンのベストヤングプレーヤー賞の受賞者。
城彰二以来の10代での2桁ゴールを達成し、一躍国内外で注目される存在に。
相手選手と選手の間、狭いエリアで巧みなポジショニングからボールを受け、素早いターンでゴールやアシストを決めてみせます。
昨シーズンと同じような活躍を見せられれば、いきなり4大リーグのクラブに加入する可能性もありそうです。
本間至恩(アルビレックス新潟)
生年月日:2000年8月9日
身長/体重:164cm/59kg
ポジション:左ウイング、左サイドハーフ
長所:ドリブル、アジリティ
昨シーズンの成績:32試合5ゴール6アシスト(J2)
日本代表歴:U-15/16
J2の舞台で活躍する国内屈指のドリブラー。
164cmと小柄ながら、アジリティと細かいボールタッチを武器にディフェンダーを翻弄します。
昨シーズン後半からゴールやアシストが伸びていないのが気がかりですが、間違いなくヨーロッパのスカウトには注目されているはず。
J2から直接ブンデスリーガに移籍した伊藤洋輝のように大きくステップアップする可能性もあります。
相馬勇紀(名古屋グランパス)
生年月日:1997年2月25日
身長/体重:166cm/69kg
ポジション:左サイドハーフ、右サイドハーフ、左右ウイング、左右ウイングバック
長所:スピード、ドリブル
昨シーズンの成績:33試合2ゴール7アシスト
日本代表歴:U-22/23/24、フル代表
東京オリンピックでも活躍した名古屋の韋駄天サイドアタッカー。
タッチライン際でボールを受けて縦に仕掛けるドリブルは分かっていても止められない迫力があります。今後プレーの幅が広がるとさらに怖い選手になりそう。
同年代の他のオリンピック代表選手たちが軒並み海外に移籍するなか、相馬自身も一日でも早くステップアップしたい気持ちはあるはずです。
橘田健人(川崎フロンターレ)
生年月日:1998年5月29日
身長/体重:168cm/65kg
ポジション:ボランチ、インサイドハーフ
長所:ボール奪取、ポジショニング
昨シーズンの成績:29試合0ゴール1アシスト
日本代表歴:–
王者川崎フロンターレで2年目にしてチームの心臓となったボランチ。
的確なポジショニング、鋭い読みで相手MFからボールを奪い、中盤を制圧します。
大卒1年目の昨シーズン途中から急成長し、わずか1年で国内トップレベルの選手に変貌。
スカウトからの注目度は間違いなく高く、ヨーロッパ行きが最も近い選手の一人。行き先としては4大リーグあるいはセルティックなどがありそうです。
田中聡(湘南ベルマーレ)
生年月日:2002年8月13日 (19歳)
身長/体重:174cm/70kg
ポジション:ボランチ、センターバック、左サイドバック
長所:ボール奪取、攻撃参加
昨シーズンの成績:35試合2ゴール0アシスト
日本代表歴:U-17/19
湘南のタフなサッカーを中盤の底から支えるボランチ。
噛み付いたら離さない球際の強さに加えて、ボールキープやタイミングの良い攻撃参加が特徴。すでに国内でもトップクラスのボランチです。
湘南と契約延長したばかりではありますが、魅力的なオファーが届けばチームに移籍金を残して海外に挑戦する可能性は十分にあります。
【DF】中谷進之介、菊池流帆、西尾隆矢
中谷進之介(名古屋グランパス)
生年月日:1996年3月24日
身長/体重:183cm/79kg
ポジション:センターバック
長所:ポジショニング、ビルドアップ
昨シーズンの成績:37試合2ゴール1アシスト
日本代表歴:U-16/19/22/23、フル代表
名古屋の最終ラインを支えるセンターバック。
的確なポジショニングと鋭い読みでピンチを未然に防ぐスマートなプレーが得意で、精度の高いビルドアップも魅力です。
いまや激戦区となった代表のセンターバック争いで勝利するために、海外でのさらなる成長を求める判断をしてもおかしくありません。
菊池流帆(ヴィッセル神戸)
生年月日:1996年12月9日
身長/体重:188cm/89kg
ポジション:センターバック
長所:空中戦、フィジカルコンタクト
昨シーズンの成績:37試合5ゴール0アシスト
日本代表歴:–
ヴィッセル神戸でプレーする国内屈指のファイター。
恵まれた体格を活かしたフィジカルコンタクトや空中戦は迫力満点で、肉体的なポテンシャルは間違いなくJのディフェンダーのなかでもトップクラス。
苦手だった足元も元ベルギー代表フェルマーレンの隣でプレーしてレベルアップしました。
海外移籍への野心も公にしており、タイトルを置き土産に海をわたるかもしれません。
西尾隆矢(セレッソ大阪)
生年月日:2001年5月16日
身長/体重:180cm/77kg
ポジション:センターバック
長所:タックル、ビルドアップ
昨シーズンの成績:31試合2ゴール0アシスト
日本代表歴:U-15/16/17/18/19、フル代表
セレッソ大阪の最終ラインを支えるストッパー。
鋭い読みとタックルで、相手のシュートをブロックしピンチを未然に防ぎます。また、現代のセンターバックらしくビルドアップも巧み。
スイスへと移籍した相棒の瀬古歩夢に代わって、今シーズンからセレッソのディフェンスリーダーを務めます。
代表合宿にも呼ばれ、これからさらに伸びていきそう。いますぐではなくとも将来的に海外移籍を狙っていることは間違いありません。
【GK】谷晃生
谷晃生(湘南ベルマーレ)
生年月日:2000年11月22日
身長/体重:190cm/87kg
ポジション:ゴールキーパー
長所:シュートストップ
昨シーズンの成績:34試合
日本代表歴:U-15/16/17/19/20/21/22/23/24、フル代表
オリンピックで守護神を務め、日本代表でもすでに常連になりつつある湘南のGK。
190cmと恵まれた体格を活かしたシュートストップが得意で、若手らしからぬ安定感も魅力です。
1月の移籍も噂されましたが、結果レンタル延長で湘南に残留。とはいえ近いうちに海を渡りそうです。
目指すは日本人初の4大リーグの正GKです。
ヨーロッパ一番乗りは誰に?
ここ数年、ヨーロッパからJリーグへの注目度はどんどん高まっています。移籍マーケットが開くたびに何人も海を渡ります。
次のマーケットでは、ピックアップした11人の中から間違いなく数人の選手が移籍するはず。
今のうちにチェックしておきましょう。
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