スペインのレガネスでプレーする日本代表MF柴崎岳選手について紹介します。
プロフィールからプレースタイル、評価、移籍など、wikiに載らない内容まですべて解説。
これを読めば柴崎岳の全てがわかるかも?
柴崎岳|プロフィール・経歴
鹿島で活躍しスペインへ
1992年5月28日生まれ(青森県上北郡野辺地町出身)
175cm/70kg
右利き
-2010:青森山田高校
2011-2016:鹿島アントラーズ🇯🇵
2017:テネリフェ🇪🇸
2017-2019:ヘタフェ🇪🇸
2019-2020:デポルティーボ🇪🇸
2020-:レガネス🇪🇸
青森県出身、ロンドンオリンピック世代の29歳。
高校サッカーの名門青森山田高校から鹿島アントラーズに入団すると、1年目から10試合以上に出場、2年目以降はベストヤングプレーヤー賞、ベストイレブンなどを獲得してJトップのタレントに成長します。
2016年のクラブワールドカップでは決勝に進出し、レアル・マドリード相手に2得点を挙げる大活躍。その活躍もあり、スペイン2部のテネリフェに移籍が決まります。
その後1部のヘタフェに移籍しバルセロナ相手に得点を奪うなど一定の活躍を見せるものの、怪我をきっかけに出場機会を失い、再び2部へと移籍。
現在は2部のレガネスでプレーしています。
日本代表では2014年からプレーし、ロシアワールドカップでは中心選手としてベスト16入りに貢献しました。
柴崎岳|ポジション・プレースタイル
パスセンスは日本トップクラス
得意なポジション:
ボランチ、インサイドハーフ
対応できるポジション:
トップ下
・日本トップクラスのパスセンス
・スタミナ
・ミドルシュート
・デュエル
・状況判断
柴崎の武器はその高いパスセンス。
中盤の底から入れるくさびの縦パス、カウンター時のスルーパスなど、攻撃のスイッチを入れるパスを得意としています。
運動量も豊富で、タイミングの良い攻撃参加から豪快なミドルシュートを決める場面も多いのが特徴。
一方で、ボランチでプレーするにはややデュエル能力は物足りず、またポジション取りやパスの選択を誤って軽率なミスをする癖も気になります。
大舞台に強いのも柴崎の特徴。鹿島時代のレアル戦、ヘタフェ時代のバルセロナ戦でゴールを奪っており、スペインの2大クラブからゴールを奪ったはじめての日本人選手として記録に残っています。
柴崎岳|評価・成績・stats
スペインではやや苦戦
シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | G | A |
2011〜2016 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | – | 172 | 17 | – |
2016-2017 | テネリフェ🇪🇸2 | 6.87 | 12 | 1 | 2 |
2017-2018 | ヘタフェ🇪🇸 | 6.60 | 22 | 1 | 0 |
2018-2019 | ヘタフェ🇪🇸 | 6.53 | 7 | 0 | 0 |
2019-2020 | デポルティーボ🇪🇸2 | 6.77 | 26 | 0 | 2 |
2020-2021 | レガネス🇪🇸2 | 6.92 | 34 | 2 | 3 |
2021-2022 | レガネス🇪🇸2 | 6.94 | 29 | 2 | 1 |
※〜6.5:低評価 6.5〜7.0:平均〜やや高評価 7.0〜:高評価
※G→ゴール A→アシスト
アンダー世代:
U-16/17/19
🏅オリンピック:
–
フル代表:
57試合出場 3ゴール(2014〜)
🏆ワールドカップ:
4試合出場 0ゴール(2018ロシア大会)
Jリーグベストヤングプレーヤー賞(2012年)
Jリーグベストイレブン(2014年)
クラブワールドカップ ブロンズボール賞(2016年)
鹿島ではチームの中心として活躍しいくつも個人タイトルを獲得してきたものの、スペイン移籍後はなかなか結果が出せず、評価も今ひとつ。
それでも、ここ2シーズンはようやく本来のパフォーマンスを出せるようになってきており、ゴールやアシストもいくつか決めています。
パフォーマンスの浮き沈みさえなくなれば、おそらくラリーガの一部でもプレー可能。日本代表でも遠藤、守田、田中の不動の3枚に食い込めるはずです。
柴崎岳|市場価値・移籍金
ピーク時の市場価値は300万€(約4億円)
年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
2011年2月 | 18 | 鹿島アントラーズ | 10万€ |
2015年7月 | 23 | 鹿島アントラーズ | 200万€ |
2017年6月 | 25 | テネリフェ | 200万€ |
2018年7月 | 26 | ヘタフェ | 300万€ |
2019年12月 | 27 | デポルティーボ | 150万€ |
2021年12月 | 29 | レガネス | 100万€ |
ポテンシャル(推定):300万€(約4億円)
年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(推定) |
2017年1月 | 24 | 鹿島アントラーズ | テネリフェ | フリー |
2017年7月 | 25 | テネリフェ | ヘタフェ | フリー |
2019年7月 | 27 | ヘタフェ | デポルティーボ | フリー |
2020年9月 | 28 | デポルティーボ | レガネス | フリー |
ベストイレブンの獲得、クラブワールドカップでの活躍などにより、鹿島時代の2016年に200万€(約2.6億円)の値がついた柴崎。
さらに、スペイン2部のテネリフェから1部ヘタフェにステップアップした後のピーク時には300万€(約4億円)に。
ただ、その後は思うような結果が出せておらず、下降線に。現在の市場価値は100万€(約1.3億円)です。
柴崎岳|試合はどこで観られる?
柴崎の所属するレガネスおよび日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
柴崎岳|W杯に向けて最高のパフォーマンスを!
大舞台に強く、レアル戦、バルセロナ戦、ロシアW杯などで活躍してきた柴崎。
最近では代表でもポジションを奪われ苦しい時期が続いていますが、能力は高い選手です。
W杯までにパフォーマンスを上げて最高のプレーを見せて欲しいところです。
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