日本代表の守護神の座を権田と争う長身GKシュミット・ダニエル選手について紹介します。
プロフィールからプレースタイル、評価、市場価値など、wikiに載らない内容まですべて解説。
これを読めばシュミット・ダニエルの全てがわかるかも…？
シュミット・ダニエル｜プロフィール・経歴
Jでの修行を経てベルギーへ
1992年2月3日生まれ（アメリカ合衆国 イリノイ州出身）
197cm/88kg
右利き
-2013：東北学院高校、中央大学
2014-2019：ベガルタ仙台🇯🇵
（2014、2015：ロアッソ熊本🇯🇵）※レンタル
（2016：松本山雅🇯🇵）※レンタル
2019-：シント＝トロイデン🇧🇪
アメリカ出身、ロンドンオリンピック世代の30歳。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、2歳から日本で暮らします。
中央大学、特別指定での川崎フロンターレへの参加を経てベガルタ仙台に入団。
はじめの数年間はロアッソ熊本、松本山雅とJ2へのレンタルで武者修行を積んで成長します。
2017年から仙台で出場機会を得ると、好パフォーマンスでチームを支え、Jトップクラスのゴールキーパーに成長。
2019年にはベルギーのシント＝トロイデンに移籍し、海外でも活躍します。
日本代表では2018年に初招集され、現在は正GK候補として期待されています。
中学時代はMFとしてプレーしていましたが、体育のサッカーで素人にボールを奪われたショックで一度はサッカー部を辞め、バレー部に入っていたそう。
その後GKにポジションを変えて才能が開花します。
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シュミット・ダニエル｜ポジション・プレースタイル
守備範囲の広さと足元の技術が売り
得意なポジション：
ゴールキーパー
対応できるポジション：
–
・197cmの長身を活かしたセーブ
・足元の技術
・ハイボール処理
・特になし
シュミットの特徴は、197cmの長身を活かした広い守備範囲。
長い手足を生かしてゴール隅に飛んできたシュートも難なくかきだし、ハイボールの処理も巧み。
また、足元の技術が高く、ビルドアップに貢献できるのも魅力です。
低い位置からボールを繋ぐ日本代表のサッカーには、現在正GKの権田よりも適しているという見方もあります。
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シュミット・ダニエル｜評価・成績・stats
年齢を重ねてパフォーマンスも安定
| シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | 失点/試合 | CS |
| 2014 | ベガルタ仙台🇯🇵 ロアッソ熊本🇯🇵2 | – | 4 | – | – |
| 2015 | ベガルタ仙台🇯🇵 ロアッソ熊本🇯🇵2 | – | 26 | – | – |
| 2016 | 松本山雅🇯🇵2 | – | 41 | – | – |
| 2017 | ベガルタ仙台🇯🇵 | 6.64 | 20 | 1.6 | 4 |
| 2018 | ベガルタ仙台🇯🇵 | 6.98 | 18 | 1.6 | 3 |
| 2019 | ベガルタ仙台🇯🇵 | 6.76 | 19 | 1.6 | 4 |
| 2019-2020 | シント＝トロイデン🇧🇪 | – | 20 | – | – |
| 2020-2021 | シント＝トロイデン🇧🇪 | 7.02 | 24 | 1.3 | 7 |
| 2021-2022 | シント＝トロイデン🇧🇪 | 6.86 | 31 | 1.2 | 11 |
※〜6.5：低評価 6.5〜7.0：平均〜やや高評価 7.0〜：高評価
※失点/試合＝1試合あたりの平均失点
※CS=クリーンシート（無失点試合）
アンダー世代：
–
🏅オリンピック：
–
フル代表：
7試合出場（2018年〜）
🏆ワールドカップ：
–
–
大学を経由し、J2での修行も経験したシュミット。
J1でポジションを掴んだのは25歳を過ぎてからと、比較的遅咲きの選手です。
それでも、仙台でポジションを掴むとスケールの大きなプレーを披露。
チーム順位の影響もあり失点は多かったものの、日本代表に選ばれるまでに成長しました。
ベルギーに渡ってからはプレーにより磨きがかかり、成績や評価もさらに向上。
現在30歳にして全盛期を迎えつつあります。
シュミット・ダニエル｜市場価値・移籍金
現在の市場価値は65万€
| 年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
| 2014年3月 | 22 | ベガルタ仙台 | 25万€ |
| 2016年6月 | 24 | 松本山雅 | 27.5万€ |
| 2019年1月 | 26 | ベガルタ仙台 | 75万€ |
| 2019年12月 | 27 | シント＝トロイデン | 100万€ |
| 2020年10月 | 28 | シント＝トロイデン | 60万€ |
| 2022年1月 | 29 | シント＝トロイデン | 65万€ |
ポテンシャル（推定）：100万€（約1.3億円）
| 年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金（推定） |
| 2014年2月 | 22 | 中央大学 | ベガルタ仙台 | フリー |
| 2014年4月 | 22 | ベガルタ仙台 | ロアッソ熊本 | レンタル |
| 2016年2月 | 24 | ベガルタ仙台 | 松本山雅 | レンタル |
| 2019年7月 | 27 | ベガルタ仙台 | シント＝トロイデン | 不明 |
ベガルタ仙台でポジションを確保して以降、市場価値が上昇し、シント＝トロイデン移籍時に100万€（約1.3億円）とピークを迎えます。
その後さらにパフォーマンスは高まっていますが、年齢の影響もあり現在は65万€（約9,000万円）という金額に。
ただ、今後日本代表で正GKの座を掴む、ステップアップするなどがあれば、再び高まっていきそうです。
シュミット・ダニエル｜試合はどこで観られる？
シュミットの所属するシント＝トロイデンおよび日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
シュミット・ダニエル｜目指すは代表の守護神
大学やJ2での経験を経て花開き、ヨーロッパまでたどり着いたシュミット・ダニエル。
GKは30歳を過ぎてから全盛期を迎えることも珍しくないため、まだまだ成長に期待できそうです。
次なる目標は日本代表の正GK。果たして実現するでしょうか。
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