現在4名の日本人選手が所属するスコットランドの名門セルティックについて紹介します。
メンバー、フォーメーション、監督、注目の選手などをすべて解説。
これを読めばセルティックの全てがわかるかも?
セルティック|プロフィール
創設年 | 1887年 |
所属リーグ | スコティッシュ・プレミアシップ |
ホームタウン | グラスゴー |
スタジアム | セルティック・パーク |
スコットランドを代表するクラブ 過去には中村俊輔もプレー
セルティックは、ライバルレンジャーズとともにスコットランドを代表する名門クラブ。
アイルランド系移民のアイデンティティを持ち、世界中に1,000万人近くのファンを抱える人気クラブでもあります。
各国の代表選手を擁し、これまでにリーグを50回以上制覇。昨シーズンは宿敵レンジャーズに王座を譲り、今シーズンはリベンジを期します。
過去には中村俊輔が大活躍し、伝説的な存在になっているほか、現在は古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、井手口陽介がプレー。さらには監督は横浜・F・マリノスで指揮をとったアンジェ・ポステコグルーと、日本とは縁の深いクラブです。
セルティック|メンバー【最新】
pos | # | 名前 | 生年月日 | 身長/体重 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | ジョー・ハート | 1987/04/19 | 196/91 | イングランド |
GK | 1 | バシリオス・バルカス | 1994/09/30 | 195/91 | ギリシャ |
GK | 29 | スコット・ベイン | 1991/11/22 | 183/70 | スコットランド |
GK | 43 | ライアン・ミューレン | 2001/05/18 | – | スコットランド |
GK | 65 | コナー・ハザード | 1998/03/05 | 198/87 | 北アイルランド |
GK | 71 | オルワトビ・オルワエミ | 2003/05/08 | – | イングランド |
DF | 2 | クリストファー・ジュリアン | 1993/03/22 | 196/88 | フランス |
DF | 4 | カール・スターフェルト | 1995/06/01 | 185/83 | スウェーデン |
DF | 5 | リアム・スケールズ | 1998/08/08 | 187/84 | アイルランド |
DF | 20 | キャメロン・カーター・ヴィッカース | 1997/12/31 | 185/92 | 米国 |
DF | 23 | ボリ・ボリンゴリ | 1995/07/01 | 180/74 | ベルギー |
DF | 28 | ルカ・ジョン・コネル | 2001/04/20 | 181/75 | アイルランド |
DF | 56 | アンソニー・ラルストン | 1998/11/16 | 178/70 | スコットランド |
DF | 57 | スティーヴン・ウェルシュ | 2000/01/19 | 180/78 | スコットランド |
DF | 88 | ヨシプ・ユラノビッチ | 1995/08/16 | 175/66 | クロアチア |
MF | 3 | グレッグ・テイラー | 1997/11/05 | 175/62 | スコットランド |
MF | 6 | ニル・ビトン | 1991/10/30 | 195/80 | イスラエル |
MF | 12 | イスマイラ・ソロ | 1998/05/07 | 173/76 | コートジボワール |
MF | 14 | デイビット・ターンブル | 1999/07/10 | 185/75 | スコットランド |
MF | 16 | ジェームズ・マッカーシー | 1990/11/12 | 180/72 | アイルランド |
MF | 18 | トマシュ・ロギッチ | 1992/12/16 | 188/80 | オーストラリア |
MF | 21 | 井手口陽介 | 1996/08/23 | 171/71 | 日本 |
MF | 26 | オサゼ・ルオガイド | 2000/07/04 | – | イングランド |
MF | 33 | マシュー・オライリー | 2000/11/21 | 187/- | イングランド |
MF | 41 | 旗手怜央 | 1997/11/21 | 171/70 | 日本 |
MF | 42 | カラム・マクレガー | 1993/06/14 | 178/67 | スコットランド |
MF | 44 | ジョーイ・ドーソン | 2003/05/30 | – | イングランド |
MF | 47 | デーン・マレー | 2003/06/26 | – | スコットランド |
MF | 49 | ジェームズ・フォレスト | 1991/07/07 | 175/65 | スコットランド |
MF | 55 | カー・マッキンロイ | 2000/08/31 | – | スコットランド |
MF | 73 | オーウェン・モファット | 2002/01/06 | – | スコットランド |
MF | 84 | ベン・ドーク | 2005/11/11 | – | スコットランド |
FW | 7 | ゲオルギオス・ギアクマキス | 1994/12/09 | 186/86 | ギリシャ |
FW | 8 | 古橋亨梧 | 1995/01/20 | 170/63 | 日本 |
FW | 10 | アルビアン・アイェティ | 1997/02/26 | 183/78 | スイス |
FW | 11 | リエル・アバダ | 2001/10/03 | 168/61 | イスラエル |
FW | 17 | ジョタ | 1999/03/30 | 173/60 | ポルトガル |
FW | 19 | マイケル・ジョンストン | 1999/04/19 | 176/66 | スコットランド |
FW | 38 | 前田大然 | 1997/10/20 | 173/67 | 日本 |
FW | 54 | アダム・モンゴメリー | 2002/07/18 | 173/58 | スコットランド |
FW | 77 | カラモコ・デンベレ | 2003/02/22 | 167/65 | イングランド |
セルティック|フォーメーション
4-3-3
セルティックが現在もっともよく用いるのが「4-3-3」のフォーメーション。
スコットランド代表でキャプテンのマグレガー、同じくスコットランド代表ターンブル、オーストラリア代表ロギッチらに加えて旗手、オライリーが加わった層の厚い中盤でゲームを支配。
加えて前線には古橋、ジョタ、アバダと個人能力の高い選手が揃い、リーグ随一の攻撃力を誇ります。
4-2-3-1
シーズンの前半にはトップ下を置く「4-2-3-1」のフォーメーションも用いていました。
ボールキープやチャンスメイクに優れたロギッチを高い位置に配置し、古橋やジョタ、アバダとの連携でゴールに迫ります。
セルティック|監督
アンジェ・ポステコグルー
1試合の平均勝ち点:1.71
勝率:50.5%
アジアでの経験が豊富なオーストラリア人監督。
オーストラリア代表、横浜F・マリノスで指揮を取り、ワールドカップ出場、Jリーグ優勝など実績も十分。それを買われて2021年からセルティックの監督に就任。
Jリーグでの経験を活かして日本人選手を積極的に補強しています。
ポゼッション(ボール保持)とプレッシングを使った攻撃的なサッカーを得意としています。
セルティック|強さは?
昨シーズンは2位も…再び優勝!
シーズン | 順位 | 試合数 | 勝ち点 |
2016-2017 | 1位 | 38 | 106 |
2017-2018 | 1位 | 38 | 82 |
2018-2019 | 1位 | 38 | 87 |
2019-2020 | 1位 | 30 | 80 |
2020-2021 | 2位 | 38 | 77 |
2021-2022 | 1位 | 38 | 93 |
チャンピオンズリーグ:
最高成績:ベスト16(2006-2007、2007-2008、2013-2014)
ヨーロッパリーグ:
最高成績:ベスト32(2017-2018、2018-2019、2019-2020)
スコットランド1の名門として、毎年のように優勝を果たしてきたセルティックですが、2020-2021シーズンには宿敵レンジャーズに優勝を明け渡すという屈辱の結果に。
それでも、ポステコグルー監督の手腕、日本人選手の活躍もあり、21-22シーズンは再び王座に返り咲きました。
なお、ヨーロッパの舞台での最高成績はCLベスト16。2006-2007シーズンは中村俊輔が主力として原動力になりました。
セルティック|注目選手
古橋亨梧
2021年夏にヴィッセル神戸から加入。
ホームデビューのダンディーFC戦でいきなりハットトリックを記録すると、その後も得点を量産。
カップ戦タイトルがかかったハイバーニアン戦でも鮮烈な2ゴールでチームを優勝に導き、早くもチームのアイドルになっています。
すでにセルティックの歴史上ナンバーワンの選手とも言われるヘンリク・ラーションと比較する声も。
ジョタ
ポルトガルのベンフィカから加入した若手FW。
華麗なテクニックとドリブルでチャンスを演出し、古橋に次ぐペースで得点とアシストを量産しています。
ジョタから古橋、古橋からジョタの連携で得点を奪うシーンも多く、すでに名コンビの予感を漂わせています。
旗手怜央
2022年1月に川崎フロンターレから加入。
デビュー戦では持ち前の運動量と技術を活かして上々のデビューを飾り、MOM(マンオブザマッチ)の評価を受けると、次戦では衝撃の弾丸ミドルで得点。
さらには、2/2のオールドファームダービーでも2ゴール1アシストと圧巻の大活躍。中心選手の地位を確立しました。
とはいえ、川崎でのプレーを考えればまだまだパフォーマンスには向上の余地あり。
スコットランドでも本領を発揮できればすぐにリーグトップクラスの選手になりそうです。
セルティックの試合は以下のサービスで視聴可能。
セルティック|王座奪還なるか?
日本人選手が4人在籍し、日本と縁の深いクラブとなったセルティック。
過去には中村俊輔がリーグ優勝とCLベスト16を成し遂げていますが、古橋、旗手、前田、井手口もそれに続けるのでしょうか?
いよいよリーグも佳境。今シーズン残りの試合も目が離せません!
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