カタールW杯のグループステージ、日本代表が初戦で対戦する強豪ドイツ代表について紹介します。
メンバー、フォーメーション、監督、注目の選手などをすべて解説。
W杯への予習にどうぞ!
ドイツ代表|メンバー
2022/3/26イスラエル戦、2022/3/29オランダ戦のメンバー
pos | 選手名 | クラブ | 生年月日 | 身長/体重 |
GK | マヌエル・ノイアー | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 86/3/27 | 193/93 |
GK | ケヴィン・トラップ | フランクフルト🇩🇪 | 90/7/8 | 189/88 |
GK | マルク・テア・シュテーゲン | バルセロナ🇪🇸 | 92/4/30 | 187/85 |
DF | ヨナタン・ター | レバークーゼン🇩🇪 | 96/2/11 | 192/92 |
DF | ダヴィド・ラウム | ホッフェンハイム🇩🇪 | 98/4/22 | 180/75 |
DF | ベンヤミン・ヘンリヒス | ライプツィヒ🇩🇪 | 97/2/23 | 182/77 |
DF | ニコ・シュロッターベック | フライブルク🇩🇪 | 99/12/1 | 191/85 |
DF | クリスティアン・ギュンター | フライブルク🇩🇪 | 93/2/28 | 184/81 |
DF | マティアス・ギンター | ボルシアMG🇩🇪 | 94/1/19 | 189/85 |
DF | ティロ・ケーラー | パリ・サンジェルマン🇫🇷 | 96/9/21 | 186/76 |
DF | ロビン・コッホ | リーズ🏴 | 96/7/17 | 190/85 |
DF | アントニオ・リュディガー | チェルシー🏴 | 93/3/3 | 191/85 |
MF | アントン・シュタッハ | マインツ🇩🇪 | 98/11/15 | 194/86 |
MF | フロリアン・ノイハウス | ボルシアMG🇩🇪 | 97/3/16 | 183/74 |
MF | ユリアン・ブラント | ドルトムント🇩🇪 | 96/5/2 | 183/82 |
MF | ジャマル・ムシアラ | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 03/2/26 | 180/65 |
MF | ヨズア・キミッヒ | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 95/2/8 | 176/72 |
MF | レロイ・サネ | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 96/1/11 | 183/75 |
MF | セルジュ・ニャブリ | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 95/7/14 | 175/73 |
MF | ユリアン・ヴァイグル | ベンフィカ🇵🇹 | 95/9/8 | 187/71 |
MF | ユリアン・ドラクスラー | パリ・サンジェルマン🇫🇷 | 93/9/20 | 185/74 |
MF | イルカイ・ギュンドアン | マンチェスター・シティ🏴 | 90/10/24 | 180/79 |
FW | カイ・ハヴァーツ | チェルシー🏴 | 99/6/11 | 188/82 |
FW | ティモ・ヴェルナー | チェルシー🏴 | 96/3/6 | 181/75 |
FW | カリム・アデイェミ | ザルツブルク🇦🇹 | 02/1/18 | 177/68 |
FW | トーマス・ミュラー | バイエルン・ミュンヘン🇩🇪 | 89/9/13 | 186/75 |
FW | ルーカス・ヌメチャ | ヴォルフスブルク🇩🇪 | 98/12/14 | 185/80 |
ブンデスリーガを中心に、4大リーグでプレーする選手が各ポジションに揃います。
フィジカルと技術どちらも高いレベルで兼ね備える選手が多く、スキのない構成です。
また、普段バイエルン・ミュンヘンで共にプレーするメンバーも多く、連携のレベルが高いのも特徴。
ドイツ代表|フォーメーション
4-2-3-1
ドイツ代表が多くの試合で用いるのが「4-2-3-1」のフォーメーション。
キミッヒ、ゴレツカのバイエルンコンビが抜群のコンビネーションで中盤を支配。
さらに、サネ、ニャブリ、ハヴァーツの世界トップクラスの打開力、ヴェルナーの背後へのランニングでゴールを狙います。
3-4-3
ドイツは「3-4-3」のフォーメーションも頻繁に用います。
前線3枚に加えて両サイドのウイングバックが攻撃時には高い位置を取り、よりポゼッションを高めてゴールに迫ります。
ドイツ代表|強さは?
FIFAランクは現在12位
チーム | 順位 |
スペイン代表 | 12 |
日本代表 | 23 |
2022年4月時点
代表チームの強さを表すFIFAランクは現在12位、ヨーロッパでは9番目です。ちなみに日本は現在23位。
2018年ロシアW杯や同年ネーションズリーグの不調でランキングを落としましたが、実力からすると明らかに低い順位にいます。
W杯を4回制した最強クラスのチーム
ワールドカップ:
出場:19回
最高成績:優勝(1954🇨🇭/1974🇩🇪/1990🇮🇹/2014🇧🇷)
欧州選手権(ユーロ):
出場:14回
最高成績:優勝(1972🇧🇪/1980🇮🇹/1996🏴)
これまでにブラジルの5回に次ぐ、4度のワールドカップ制覇を成し遂げている最強クラスの代表チーム。
しかし、前回のロシアW杯ではディフェンディングチャンピオンとして出場しながらグループステージ敗退の屈辱を味わいました。
常勝軍団に同じ失敗は許されません。今大会は相当のモチベーションで臨むでしょう。
予選は余裕の首位通過
ヨーロッパ予選は10試合でわずか4失点の首位通過。
第3節で北マケドニアに敗れる波乱もあったものの、それ以降は怒涛の7連勝を飾りました。
比較的組み合わせに恵まれた印象もあるものの、しっかりと地力を見せつけた予選でした。
日本代表との通算戦績は?
ドイツ代表と日本代表の通算成績は、2戦で日本の0勝1分1敗。
直近の対戦は2006年ドイツW杯前のテストマッチで、高原直泰の2ゴールで引き分けています。
ドイツ代表|監督
ハンジ・フリック
1試合の平均勝ち点:1.91
勝率:57.24%
ドイツ出身の理論派監督。
スモールクラブで監督を務めた後、ドイツ代表でヨアヒム・レーヴ、バイエルン・ミュンヘンでニコ・コヴァチのもとアシスタントを務め、暫定監督から昇格する形でバイエルン・ミュンヘンの監督に就任。
リーグ制覇やチャンピオンズ・リーグでの全勝優勝を果たすなど輝かしい実績を挙げ、2021年からドイツ代表の指揮をとっています。
ドイツ代表|注目選手
アントニオ・リュディガー
1993年3月3日生まれ
191cm/85kg
代表歴:2014年〜
成績:44試合出場1ゴール
圧倒的な身体能力を誇る、欧州王者チェルシーのセンターバック。
昨シーズン途中から就任したトーマス・トゥヘルのもと特大のポテンシャルがさらに開花。
主力としてチャンピオンズ・リーグ優勝を果たし、プレミアリーグでもトップクラスのDFになりました。
空中戦、地上戦にめっぽう強いほか、推進力のあるドリブルも特徴です。
レオン・ゴレツカ
1995年2月6日生まれ
189cm/90kg
代表歴:2014年〜
成績:34試合出場14ゴール
バイエルンの中盤を支える超オールラウンダーMF。
格闘家のような屈強な身体が特徴で、デュエル、パス、攻撃参加、ミドルシュートとあらゆるプレーを高水準でこなす万能な選手です。
最近は怪我がちなのが気になりますが、出場すれば間違いなく相手にとって脅威になる選手です。
ヨズア・キミッヒ
1995年2月8日生まれ
176cm/72kg
代表歴:2016年〜
成績:64試合出場3ゴール
洗練されたプレーで魅せるバイルンの心臓。
派手さはないものの、高い基礎技術、優れた戦術理解、圧倒的な運動量、ユーティリティ性を武器に正確無比なプレーを見せます。
ゴレツカとのコンビは世界最高クラスで、ドイツ代表でも最重要選手のひとりです。
トーマス・ミュラー
1989年9月13日生まれ
186cm/75kg
代表歴:2010年〜
成績:110試合出場42ゴール
バイエルンとドイツの攻撃を支える異能のゴールゲッター。
華麗なテクニックや優れた身体能力はない代わりに、世界一とも言われるオフザボールを誇ります。
DFをあざむくランニングでいつの間にかフリーになったり、おとりになって味方にスペースを作り出してゴールに関与。対戦相手からすると本当に「怖い選手」です。
ドイツ代表|捲土重来なるか
2018年ロシア大会の雪辱を期すドイツ代表。
グループステージでは初戦で日本代表と対戦することになりましたが、日本にとっては間違いなく手強い相手。
はたしてどんな試合になるでしょうか。
コメント
正直スペインよりドイツのほうがキツそう…