Jリーグをここ5年間で4度制し、史上最強の呼び声も高い川崎フロンターレについて紹介します。
メンバー、フォーメーション、監督、注目の選手などをすべて解説。
これを読めば川崎フロンターレの全てがわかるかも?
川崎フロンターレ|プロフィール
創設年 | 1955年 |
所属リーグ | Jリーグ |
ホームタウン | 神奈川県川崎市 |
スタジアム | 等々力陸上競技場 |
シルバーコレクターからJ最強クラブへ
富士通サッカー部が前身となり1997年に誕生した川崎市をホームタウンとするクラブ。1999年からJリーグに参加しています。
2000年代から2010年代前半まではカップ戦、リーグ戦ともに上位に入ることはあるものの、なかなかタイトルに手が届かず、シルバーコレクターとも呼ばれていました。
それでも2017年に現任の鬼木達監督が就任すると、その年に念願のリーグタイトルを獲得。その後は2021年までにリーグ戦をさらに3度制し、リーグ杯や天皇杯のタイトルも獲得するなど一気にJトップのクラブに。
2022シーズンはリーグ3連覇に加えて、ACL、天皇杯、リーグ杯、スーパーカップなど全てのタイトルを狙います。
また、最近では三笘薫、旗手怜央、田中碧などヨーロッパにも数多く選手を輩出しています。
川崎フロンターレ|メンバー【最新】
pos | # | 選手名 | 生年月日 | 身長/体重 | 出身 |
---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | チョン ソンリョン | 1985/1/4 | 191/91 | 韓国 |
GK | 21 | 安藤 駿介 | 1990/8/10 | 185/81 | 東京 |
GK | 22 | 早坂 勇希 | 1999/5/22 | 184/78 | 東京 |
GK | 27 | 丹野 研太 | 1986/8/30 | 186/80 | 宮城 |
DF | 2 | 登里 享平 | 1990/11/13 | 168/68 | 大阪 |
DF | 4 | ジェジエウ | 1994/3/5 | 186/84 | ブラジル |
DF | 5 | 谷口 彰悟 | 1991/7/15 | 183/75 | 熊本 |
DF | 7 | 車屋 紳太郎 | 1992/4/5 | 178/75 | 熊本 |
DF | 13 | 山根 視来 | 1993/12/22 | 178/72 | 神奈川 |
DF | 15 | 佐々木 旭 | 2000/1/26 | 180/72 | 埼玉 |
DF | 29 | 高井 幸大 | 2004/9/4 | 192/84 | 神奈川 |
DF | 30 | 田邉 秀斗 | 2002/5/5 | 180/73 | 京都 |
MF | 3 | 塚川 孝輝 | 1994/7/16 | 184/80 | 広島 |
MF | 6 | ジョアン シミッチ | 1993/5/19 | 183/80 | ブラジル |
MF | 8 | 橘田 健人 | 1998/5/29 | 169/68 | 鹿児島 |
MF | 10 | 大島 僚太 | 1993/1/23 | 168/64 | 静岡 |
MF | 14 | 脇坂 泰斗 | 1995/6/11 | 173/69 | 神奈川 |
MF | 16 | 瀬古 樹 | 1997/12/22 | 175/69 | 東京 |
MF | 17 | 小塚 和季 | 1994/8/2 | 173/68 | 新潟 |
MF | 18 | チャナティップ | 1993/10/5 | 158/56 | タイ |
MF | 25 | 松井 蓮之 | 2000/2/27 | 178/73 | 福島 |
MF | 26 | 永長 鷹虎 | 2003/4/7 | 168/60 | 兵庫 |
MF | 31 | 山村 和也 | 1989/12/2 | 186/80 | 長崎 |
MF | 41 | 家長 昭博 | 1986/6/13 | 173/70 | 兵庫 |
FW | 9 | レアンドロ ダミアン | 1989/7/22 | 188/90 | ブラジル |
FW | 11 | 小林 悠 | 1987/9/23 | 177/72 | 東京 |
FW | 19 | 遠野 大弥 | 1999/3/14 | 166/66 | 静岡 |
FW | 20 | 知念 慶 | 1995/3/17 | 177/73 | 沖縄 |
FW | 23 | マルシーニョ | 1995/5/16 | 173/64 | ブラジル |
FW | 24 | 宮城 天 | 2001/6/2 | 177/70 | 神奈川 |
FW | 28 | 五十嵐 太陽 | 2003/4/14 | 172/60 | 神奈川 |
新加入(前所属):
松井 蓮之(法政大学)
佐々木 旭(流通経済大学)
瀬古 樹(横浜FC)
チャナティップ(コンサドーレ札幌)
退団(移籍先):
長谷川 竜也(横浜FC)
宮代 大聖(サガン鳥栖)※レンタル
旗手 怜央(セルティック🏴)
川崎フロンターレ|フォーメーション
4-3-3
川崎フロンターレがほとんどの試合で用いるのがこの4-3-3のフォーメーション。
バックラインには日本代表の谷口や山根、経験のある登里、身体能力の高いジェジエウが並びます。
中盤には昨年大卒ルーキーながらレギュラーに定着した橘田、中村憲剛から14番を継承した脇坂、トップクラスの才能を持つ大島が並び、パスワークでゲームを支配。
前線には2021年MVP &得点王のダミアン、新加入で抜群のテクニックを持つチャナティップ、技術とフィジカルで魅せるベテランの家長とこちらも破壊力抜群の3人がゴールを狙います。
全てのポジションに能力の高い選手が揃っており、控えも含めてJトップクラスの陣容を揃えます。
キーマンは?
昨シーズン得点王:
レアンドロ・ダミアン(23得点)
昨シーズンアシスト王:
山根視来(12アシスト)
昨シーズン高評価点(Sofascore):
レアンドロ・ダミアン(7.33)
川崎フロンターレ|監督
鬼木達
1試合の平均勝ち点:2.06
勝率:61.05%
2017年の就任以降、川崎をJのトップに導いた名将。
前任の風間監督のパスワークを踏襲しながら、さらに組織的な守備や素早い切り替えをチームに植え付けて隙のないチームを作り上げました。
試合中のシステム変更や選手交代なども的確で、流れを変える能力が高いのが特徴。
2022年現在、もっとも評価の高い日本人監督です。
川崎フロンターレ|強さは?
ここ5年で4度優勝 目指すはアジアの頂点
シーズン | 順位 | 試合数 | 勝ち点 |
2017 | 1位 | 34 | 72 |
2018 | 1位 | 34 | 83 |
2019 | 4位 | 34 | 60 |
2020 | 1位 | 34 | 83 |
2021 | 1位 | 38 | 92 |
天皇杯:
最高成績:優勝(2020)
リーグカップ:
最高成績:優勝(2019)
アジアチャンピオンズリーグ:
最高成績:ベスト8(2017)
ここ5年ほどはJリーグでほぼ敵なしの川崎フロンターレ。
2019年こそ4位に沈みましたが、それ以外のシーズンは勝ち点をかなり伸ばしており、2021シーズンの勝ち点92はJリーグの新記録を樹立。Jリーグ史上最強チームという評価は大げさではありません。
一方で、ACLの舞台ではこれまで最高でベスト8と、思うような結果を残せていません。今シーズンはリーグ3連覇に加えて、ACLや国内カップ戦での優勝も狙います。
川崎フロンターレ|注目選手
レアンドロ・ダミアン
生年月日:1989年7月22日
身長/体重:188cm/90kg
ポジション:センターフォワード
昨シーズンの成績:35試合23ゴール9アシスト
元ブラジル代表で、2021年のJリーグMVP&得点王。
持ち前のフィジカルと豪快なシュートで得点を狙うほか、積極的な守備やリーダーシップでチームを引っ張ります。
今年も得点を量産すること間違いなし。2年連続の得点王にも期待がかかります。
チャナティップ
生年月日:1993年10月5日
身長/体重:158cm/56kg
ポジション:ウイング、トップ下、インサイドハーフ
昨シーズンの成績:23試合1ゴール6アシスト
コンサドーレ札幌から新加入のタイ代表MF。
母国ではスーパースターで、インスタグラムのフォロワーはなんと200万人以上。
158cmとかなりの小柄ながら、敏捷性と抜群のテクニックでチャンスを演出します。
谷口彰悟
生年月日:1991年7月15日
身長/体重:183cm/75kg
ポジション:センターバック
昨シーズンの成績:30試合0ゴール2アシスト
川崎の最終ラインを支えるキャプテン。
対人能力の高さと精確なビルドアップ、そしてキャプテンシーを活かして試合を安定させます。
ここ最近は日本代表でも出場機会が増えており、カタールワールドカップのメンバー入りも期待されます。
山根視来
生年月日:1993年12月22日
身長/体重:178cm/72kg
ポジション:右サイドバック
昨シーズンの成績:37試合2ゴール12アシスト
右サイドバックでほぼ全試合にフル出場する鉄人。
タイミングの良い攻撃参加とクロスでアシストを量産し、2021年には12ものアシストを記録。
谷口と同様、日本代表でも安定してメンバー入りしており、ワールドカップ出場に期待がかかります。
川崎フロンターレ|目指すは3連覇&5冠!
鬼木監督就任以降、Jリーグで無類の強さを誇る川崎フロンターレ。
2022シーズンは3連覇への期待が高まるほか、これまで苦戦してきたACLでも頂点に立ち、アジア最強の称号を得たいところ。
またしてもJリーグの歴史を塗り替えるシーズンになるかも。川崎フロンターレの戦いぶりから目が離せません。
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