ベルギーから鹿島に戻り、攻撃の中心として活躍するFW鈴木優磨選手について紹介します。
言動が何かと話題になりますが、その実力は本物。
プロフィールからポジション、プレースタイル、評価など、wikiに載らない内容まですべて解説します。
鈴木優磨｜プロフィール・経歴
ベルギーで活躍するも、愛する鹿島に復帰
1996年4月26日生まれ（千葉県銚子市出身）
182cm/75kg
右利き
-2014：鹿島アントラーズユース
2015-2019：鹿島アントラーズ🇯🇵
2019-2021：シント＝トロイデン🇧🇪
2022-：鹿島アントラーズ🇯🇵
千葉県出身、リオオリンピック世代の25歳。
幼少期から鹿島一筋で、2015年にトップチーム昇格。2年目からポジションを掴むと、リーグ戦、クラブワールドカップやACLなどの国際大会でも活躍します。
その後シント＝トロイデンへ移籍すると、ここでもストライカーとしてゴールを量産。さらなるステップアップも噂されましたが、タイミングが合わず難航。
そんななか、思い入れのある古巣鹿島からオファーを受け、決意のJ復帰を果たしました。
日本代表には、アンダー世代含めて招集経験はありません。
鈴木優磨｜ポジション・プレースタイル
闘争本能×総合力の高さが魅力
得意なポジション：
センターフォワード
対応できるポジション：
セカンドトップ
・誰にも臆さない闘争本能
・決定力
・ポストプレー
・ヘディング
・ポジショニング
・特になし
鈴木優磨といえば、物怖じしないメンタルや南米選手のような狡猾さがまず思い浮かびます。
どんな相手にも臆することなく自分のプレーを貫き、鹿島時代にはクラブワールドカップやACLのような国際舞台で力強いパフォーマンスを披露しました。
また、ワイルドな風貌や言動とは裏腹にFWとしての総合力が極めて高いのも魅力。屈強さを活かしたポストプレー、冷静なフィニッシュ、空中戦の強さ、味方へのスペースメイクなど、どれをとってもハイレベルで、試合の状況を見て最適なプレーを選択できるインテリジェンスもあります。
現在は上田綺世とコンビを組み、J屈指のツートップを形成しています。
奔放な発言や試合中の狡猾な振る舞いがしばしば話題になる鈴木優磨ですが、実はキャリアを通じてレッドカードは一度ももらっていません。
あくまで冷静に相手を陥れるしたたかさは「マリーシア」に通ずるものがあり、日本サッカーにおいてはある意味貴重な才能と言えるかもしれません。
鈴木優磨｜おすすめのプレー集
鈴木優磨｜評価・成績・stats
ベルギーで17ゴール Jでも圧巻のプレー
| シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | G | A |
| 2015 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | – | 7 | 2 | – |
| 2016 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | – | 31 | 8 | – |
| 2017 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | 6.85 | 26 | 6 | 1 |
| 2018 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | 7.17 | 32 | 11 | 9 |
| 2019-2020 | シント＝トロイデン🇧🇪 | – | 24 | 7 | – |
| 2020-2021 | シント＝トロイデン🇧🇪 | 7.11 | 34 | 17 | 3 |
| 2021-2022 | シント＝トロイデン🇧🇪 | 6.88 | 11 | 2 | 1 |
| 2022 | 鹿島アントラーズ🇯🇵 | 7.21 | 8 | 3 | 2 |
※〜6.5：低評価 6.5〜7.0：平均〜やや高評価 7.0〜：高評価
※G→ゴール A→アシスト
アンダー世代：
–
🏅オリンピック：
–
フル代表：
–
🏆ワールドカップ：
–
・アジアチャンピオンズリーグ 大会MVP（2018年）
鹿島では2年目からコンスタントに活躍。特に2018年には20のゴール＋アシストを決め、リーグ屈指のFWに。ACLでも優勝に貢献し大会MVPを獲得します。
シント＝トロイデンでもすぐにフィットし、2年目の2019-2020シーズンにはリーグ6位の17ゴールをマーク。4大リーグへのステップアップも噂されました。
鹿島復帰後は総合力の高さを発揮して鹿島の攻撃を牽引。このまま活躍すればベストイレブン入りもありそうです。
ここ5年ほどコンスタントな活躍を見せている鈴木優磨。日本代表入りできる実力は間違いなくありますが、現在未召集です。
森保監督との不仲が噂されていますが、真相は謎。
過去に日本代表にはそれほどこだわりがないという発言もあり、少なくとも森保体制が終わるまでは招集されそうにありません。
鈴木優磨｜市場価値・移籍金
ベルギー時代は5億円近くの市場価値
| 年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
| 2015年2月 | 18 | 鹿島アントラーズ | 5万€ |
| 2017年3月 | 20 | 鹿島アントラーズ | 45万€ |
| 2019年1月 | 22 | 鹿島アントラーズ | 250万€ |
| 2021年1月 | 24 | シント＝トロイデン | 220万€ |
| 2021年6月 | 25 | シント＝トロイデン | 350万€ |
| 2022年1月 | 25 | シント＝トロイデン | 200万€ |
ポテンシャル（推定）：300万€（約4億円）
| 年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金（推定） |
| 2015年2月 | 18 | 鹿島アントラーズユース | 鹿島アントラーズ | フリー |
| 2019年7月 | 23 | 鹿島アントラーズ | シント＝トロイデン | 不明 |
| 2022年1月 | 25 | シント＝トロイデン | 鹿島アントラーズ | 200万€ |
鹿島でポジションを掴み、コンスタントに活躍すると、市場価値が250万€（約3.3億円）まで急上昇。
さらにベルギーで17ゴールをあげた20-21シーズンの終わりにはピークの350万€（約4.7億円）に。
その後移籍問題からパフォーマンスが振るわず下降するものの、現在Jリーグで見せているパフォーマンスからすると再び上昇する可能性もありそうです。
一方、ヨーロッパでのキャリアを捨ててまで鹿島復帰を決めたことを考えると、今後ステップアップする可能性は薄そう。おそらく鹿島に骨を埋める覚悟でしょう。
鈴木優磨｜試合はどこで観られる？
鈴木優磨の所属する鹿島アントラーズおよび日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
鈴木優磨｜Jリーグを代表するFWへ
ベルギーでゴールを量産し、ピークの状態で鹿島に復帰した鈴木優磨。
Jリーグではここまで圧巻のパフォーマンスを見せており、好調のチームを引っ張る存在に。
このまま活躍して、Jリーグを代表するFWのひとりになってほしいところです。
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