ブンデスリーガで長く活躍し、日本代表でも10年以上プレーするMF原口元気選手について紹介します。
プロフィールからプレースタイル、評価、市場価値など、wikiに載らない内容まですべて解説。
これを読めば原口元気の全てがわかるかも?
原口元気|プロフィール・経歴
浦和で成長しブンデスリーガでプレー
1991年5月9日生まれ(埼玉県熊谷市出身)
179cm/72kg
右利き
-2009:浦和レッズユース
2009-2014:浦和レッズ🇯🇵
2014-2018:ヘルタ・ベルリン🇩🇪
(2018:デュッセルドルフ🇩🇪)※レンタル
2018-2021:ハノーファー🇩🇪
2021-:ウニオン・ベルリン🇩🇪
埼玉県出身、ロンドンオリンピック世代の30歳。
少年時代からずば抜けた才能で注目され、わずか17歳で浦和レッズとプロ契約。
5年ほどJリーグで活躍しプロ選手として心身ともに成長、日本代表入りも果たすと、2014年にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへと移籍。
以降長くドイツでプレーし、現在はウニオン・ベルリンに所属しています。
日本代表では2011年の初招集以降10年以上プレーし、要所で重要な活躍を見せています。
原口元気|ポジション・プレースタイル
アタッカーながら「闘える」選手
得意なポジション:
左ウイング、左サイドハーフ
対応できるポジション:
右ウイング、右サイドハーフ、トップ下、インサイドハーフ
・アタッカーらしからぬ献身性
・スタミナ
・ユーティリティ性
・トランジション(切り替え)
・「個」の打開力
アタッカーとしては珍しい献身的なプレーが原口の持ち味。
球際で泥臭く闘ったり、切り替えの場面で誰よりも素早く走ってチームを助けます。
最近ではインサイドハーフでも起用され、幅広い役割をこなせるユーティリティ性も魅力。
一方で、浦和時代は武器としていたドリブルやひとりで仕掛けるプレーがドイツ移籍以降はやや減り、アタッカーとしては物足りなさを感じる場面もあります。
数年前からインサイドハーフでもプレーするようになった原口。
当時の日本代表監督ハリルホジッチは「お前の良さは爆発的なスプリントではなく、長い距離を走り続けられるところにある。前線で駆け引きするよりも、少し低い位置からボールを運んだり、飛び出していくほうが相手にとっては脅威になる」と原口の素質を見抜きコンバートしました。
原口元気|評価・成績・stats
ブンデスでは一定の活躍
シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | G | A |
2008〜2014 | 浦和レッズ🇯🇵 | – | 167 | 33 | – |
2014-2015 | ヘルタ・ベルリン🇩🇪 | – | 21 | 1 | 0 |
2015-2016 | ヘルタ・ベルリン🇩🇪 | 6.87 | 32 | 2 | 3 |
2016-2017 | ヘルタ・ベルリン🇩🇪 | 6.68 | 31 | 1 | 2 |
2017-2018 | ヘルタ・ベルリン🇩🇪 | 6.59 | 7 | 0 | 1 |
2017-2018 | デュッセルドルフ🇩🇪2 | 7.14 | 13 | 1 | 3 |
2018-2019 | ハノーファー🇩🇪 | 6.63 | 28 | 0 | 3 |
2019-2020 | ハノーファー🇩🇪2 | 6.92 | 32 | 6 | 4 |
2020-2021 | ハノーファー🇩🇪2 | 7.04 | 34 | 9 | 5 |
2021-2022 | ウニオン・ベルリン🇩🇪 | 6.73 | 26 | 2 | 4 |
※〜6.5:低評価 6.5〜7.0:平均〜やや高評価 7.0〜:高評価
※G→ゴール A→アシスト
アンダー世代:
U-18/19/22/23
🏅オリンピック:
–
フル代表:
70試合出場 11ゴール(2011〜)
🏆ワールドカップ:
3試合出場 1ゴール(2018ロシア大会)
–
Jリーグではアタッカーとして多くのゴールやアシストを決めた原口、ブンデスではどちらかというと黒子的なプレーが多くなり、評価点も一定の水準で落ち着いています。
それでも、2部リーグでプレーしたシーズンは攻撃の中心として活躍し、高い評価を受けています。
日本代表ではロシアW杯予選での連続ゴール、本大会ベルギー戦でのゴール、2019年アジアカップ準決勝でのゴールなど、ここ一番で活躍する勝負強さを見せています。
原口元気|市場価値・移籍金
現在の市場価値は300万€(約4億円)
年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
2009年5月 | 18 | 浦和レッズ | 75万€ |
2014年3月 | 22 | 浦和レッズ | 150万€ |
2017年2月 | 25 | ヘルタ・ベルリン | 300万€ |
2018年7月 | 27 | ハノーファー | 450万€ |
2020年4月 | 28 | ハノーファー | 160万€ |
2021年12月 | 30 | ウニオン・ベルリン | 300万€ |
ポテンシャル(推定):300万€(約4億円)
年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(推定) |
2014年7月 | 23 | 浦和レッズ | ヘルタ・ベルリン | 50万€ |
2018年7月 | 27 | ヘルタ・ベルリン | ハノーファー | 450万€ |
2021年7月 | 30 | ハノーファー | ウニオン・ベルリン | フリー |
浦和から50万€でヘルタ・ベルリンへと移籍し、数シーズンプレーすると市場価値が着実に上昇。
ロシアW杯直後の2018年7月にはハノーファーへと推定450万€で移籍し、市場価値もピークに達しました。
その後2部リーグへの降格もありダウンするも、21-22シーズンから1部のチームに所属すると、ふたたび上昇し現在は300万€(約4億円)という金額です。
原口元気|試合はどこで観られる?
原口の所属するウニオン・ベルリンおよび日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
原口元気|W杯に向けて走り続ける!
ドイツで長くプレーし、日本代表でもチームを救うゴールを数多く決めてきた原口。
ベテランの域に達した今も献身的なプレーでチームを助ける姿は印象的です。
ロシア以来2度目のワールドカップに向けて、まだまだ走り続けます。
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