日本代表の正GKとしてゴールを守る権田修一選手について紹介します。
プロフィールからプレースタイル、評価、市場価値など、wikiに載らない内容まですべて解説。
これを読めば権田修一の全てがわかるかも…?
権田修一|プロフィール・経歴
ヨーロッパでもプレーした経験豊富なGK
1989年3月3日生まれ(東京都世田谷区出身)
187cm/83kg
右利き
-2006:FC東京U-18
2007-2016:FC東京🇯🇵
(2016:ホルン🇦🇹)※レンタル
2017-2018:サガン鳥栖🇯🇵
2019-2021:ポルティモネンセ🇵🇹
2021-:清水エスパルス🇯🇵
東京都出身、ロンドンオリンピック世代の33歳。
下部組織から長くプレーしたFC東京で10年ほどプレー。その後ヨーロッパとJリーグのクラブを渡り歩き、2021年からは清水エスパルスで活躍しています。
日本代表では2012年のロンドンオリンピックでベスト4進出に貢献、フル代表でもここ数年は正GKとしてゴールを守ります。
2016年に所属したホルンは、当時本田圭佑選手が実質オーナーとして所有していたクラブ。
日本代表選手が所有するクラブに日本代表選手が所属するというなんとも珍しい状況でした。
※厳密に言えば、ホルン在籍中には代表に召集されていません。
権田修一|ポジション・プレースタイル
シュートストップに優れたGK
得意なポジション:
ゴールキーパー
対応できるポジション:
–
・日本トップクラスのシュートストップ
・1vs1への対応
・足元の技術
抜群の反射神経と身体能力を活かしたシュートストップが権田の武器。
ペナルティエリア内からの強烈なシュートを横っ飛びでセーブする姿は迫力満点です。
若い頃は状況判断に難があったものの、年齢を重ねて安定感が増し、信頼できるGKへと成長しました。
弱点の少ない選手ですが、足元の技術はそれほど高くありません。
権田修一|評価・成績・stats
国内では安定した活躍
シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | 失点/試合 | CS |
2007~2015 | FC東京 | – | 203 | – | – |
2016~2017 | ホルン | – | 17 | – | – |
2017 | サガン鳥栖 | 6.77 | 33 | 1.2 | 10 |
2018 | サガン鳥栖 | 6.99 | 34 | 1.0 | 12 |
2018-2019 | ポルティモネンセ | 7.10 | 1 | 2 | 0 |
2019-2020 | ポルティモネンセ | 6.89 | 14 | 1.3 | 3 |
2021 | 清水エスパルス | 6.79 | 38 | 1.4 | 6 |
2022 | 清水エスパルス | 7.01 | 8 | 1.4 | 1 |
※〜6.5:低評価 6.5〜7.0:平均〜やや高評価 7.0〜:高評価
※試合/失点=1試合あたりの平均失点
※CS=クリーンシート(無失点試合)
アンダー世代:
U-17/19/20/22/23
🏅オリンピック:
6試合出場(2012年ロンドン大会)
フル代表:
32試合出場(2010年〜)
🏆ワールドカップ:
メンバー入り(2014年ブラジル大会)
–
国内外のクラブを渡り歩いてきた権田。
Jリーグではどのクラブでも正GKのポジションを掴んで安定した活躍を見せています。
一方で、ホルン、ポルティモネンセでは怪我やポジション争いで苦労し、あまり試合に出られない期間も。
オーバートレーニング症候群に悩まされた経験もあり紆余曲折のあるキャリアですが、そのぶん多くの経験を積んで日本トップクラスのGKに成長しました。
権田修一|市場価値・移籍金
市場価値にも紆余曲折が
年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
2009年6月 | 20 | FC東京 | 50万€(約6,500万円) |
2012年6月 | 23 | FC東京 | 100万€(約1.3億円) |
2014年3月 | 25 | FC東京 | 125万€(約1.7億円) |
2016年1月 | 26 | ホルン | – |
2019年1月 | 29 | サガン鳥栖 | 100万€(約1.3億円) |
2019年12月 | 30 | ポルティモネンセ | 40万€(約5,000万円) |
2022年1月 | 32 | 清水エスパルス | 50万€(約6,500万円) |
ポテンシャル(推定):50万€(約6,500万円)
年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(推定) |
2016年1月 | 26 | FC東京 | ホルン | レンタル |
2017年2月 | 27 | FC東京 | サガン鳥栖 | フリー |
2019年1月 | 29 | サガン鳥栖 | ポルティモネンセ | 不明 |
2022年1月 | 32 | ポルティモネンセ | 清水エスパルス | 200万€(約2.6億円) |
2度の海外挑戦をふくむ紆余曲折があった権田、市場価値も大きく変動しています。
一度は2億円近くの評価がつくものの、オーバートレーニング症候群を発症したのちオーストリア3部のホルンに移籍したタイミングでは市場価値がつかない状態になってしまいます。
サガン鳥栖で復活を果たすものの、再び海を渡りポルティモネンセで出場機会を失うと下降線に。
清水エスパルスでプレーする現在は50万€(約6,500万€)という金額です。
権田修一|W杯でもゴールを守るか?
多くの経験を積んで現在では日本トップクラスのGKに成長した権田。
日本代表ではシュミットや川島、谷といったライバルもいますが、最終予選でもここまで全試合に出場しています。
このままの勢いでカタールの地でもゴールマウスに立つでしょうか。
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