日本代表で3度のW杯を含む130試合以上に出場し、インテルやマルセイユなどの名門クラブでもプレーした長友佑都について紹介します!
昨シーズンからJリーグに復帰し、衰えも指摘されていますが、実際のところはどうなのか?
プロフィールからプレースタイル、評価、成績、市場価値、移籍などwikiに載らない情報まですべて解説します。
長友佑都|プロフィール
名門インテルでプレー W杯にも3度出場
1986年9月12日生まれ(愛媛県西条市出身)
170cm/68kg
右利き
-2007:東福岡高校、明治大学
2007-2010:FC東京🇯🇵
2010:チェゼーナ🇮🇹
2011-2018:インテル🇮🇹
2018-2020:ガラタサライ🇹🇷
2020-2021:マルセイユ🇫🇷
2021-:FC東京🇯🇵
1986年生まれ、北京オリンピック世代のサイドバック。
明治大学からFC東京へ加入しレギュラーとして活躍したのち、セリエAのチェゼーナへと移籍。さらに、わずか半年後に名門インテルに移籍し、トントン拍子で出世します。
インテルではサネッティ、エトー、スナイデルなど世界のトップスターとともにプレー。7年間の在籍期間でおよそ200試合に出場し、キャプテンマークも巻きました。
その後はトルコのガラタサライ、フランスのマルセイユでもプレーし、2021年にJリーグ復帰。現在は古巣のFC東京に活躍の場を移しています。
日本代表でも、南アフリカ、ブラジル、ロシアと3度のW杯を経験し、若い選手を引っ張る存在です。
長友佑都|ポジション・プレースタイル
日本代表を支え続けたメンタルとスタミナ
得意なポジション:
左サイドバック
対応できるポジション:
右サイドバック、左ウイングバック
・豊富なスタミナ
・不屈のメンタル
・対人戦
・スピード
・空中戦
・ポジショニング
日本代表で130試合以上に出場し、左サイドを支えてきた長友。
最大の長所は決して下を向かないそのメンタル、そして運動量を活かした上下動です。
中盤の選手を追い越して数的優位を作ったり、カウンター時に誰よりも早く帰陣してピンチを防ぎます。対人戦にも優れており、特にドリブラー相手の粘り強い守備は見応えあり。
最近では衰えも指摘されていますが、まだまだ日本代表で戦える能力は持っているはずです。
長友佑都|評価・成績・stats
全盛期の輝きをもう一度放てるか?
シーズン | クラブ | 評価点 | 出場 | G | A |
2007-2010 | FC東京🇯🇵 | – | 72 | 5 | – |
2010-2011 | チェゼーナ🇮🇹 | – | 16 | 0 | 0 |
2011-2018 | インテル🇮🇹 | – | 170 | 9 | – |
2017-2018 | ガラタサライ🇹🇷 | 6.86 | 15 | 0 | 3 |
2018-2019 | ガラタサライ🇹🇷 | 6.81 | 17 | 1 | 2 |
2019-2020 | ガラタサライ🇹🇷 | 6.83 | 15 | 1 | 0 |
2020-2021 | マルセイユ🇫🇷 | 6.61 | 25 | 0 | 1 |
2021 | FC東京🇯🇵 | 6.59 | 10 | 0 | 0 |
2022 | FC東京🇯🇵 | 6.62 | 14 | 0 | 0 |
※〜6.5:低評価 6.5〜7.0:平均〜やや高評価 7.0〜:高評価
※G→ゴール A→アシスト
アンダー世代:
U-23
🏅オリンピック:
3試合出場0得点(2008 北京大会)
フル代表:
134試合出場4得点(2008〜)
🏆ワールドカップ:
4試合出場0ゴール(2010南アフリカ大会)
3試合出場0ゴール(2014ブラジル大会)
4試合出場0ゴール(2018ロシア大会)
2021年まで10年間ヨーロッパでプレーした長友。インテルでは浮き沈みがありながらもレギュラーとしてプレーし、チームを支えました。
ただ、それ以降のガラタサライ、マルセイユではポジション確保に苦労し、今ひとつ評価も振るわないという状況に。FC東京復帰後もかつてのパフォーマンスは取り戻せていません。
日本代表では3度のW杯を経験し、現在もポジションを守り続けていますが、中山雄太や伊藤洋輝との世代交代を求める声も。再び全盛期の輝きを取り戻せるのか、注目です。
長友佑都|市場価値・移籍金
全盛期は約20億円!現在は年齢もあり1億円以下に
年月 | 年齢 | クラブ | 市場価値 |
2009年12月 | 23 | FC東京 | 260万€ |
2011年1月 | 24 | チェゼーナ | 280万€ |
2012年1月 | 25 | インテル | 950万€ |
2014年1月 | 27 | インテル | 1,400万€ |
2016年1月 | 29 | インテル | 600万€ |
2017年12月 | 31 | インテル | 350万€ |
2020年3月 | 33 | ガラタサライ | 100万€ |
2021年6月 | 34 | マルセイユ | 80万€ |
2022年1月 | 35 | FC東京 | 70万€ |
ポテンシャル:70万€(約9,000万円)
年月 | 年齢 | 移籍元 | 移籍先 | 移籍金(推定) |
2010年7月 | 23 | FC東京 | チェゼーナ | 200万€ |
2011年1月 | 24 | チェゼーナ | インテル | 650万€ |
2018年1月 | 31 | インテル | ガラタサライ | 350万€ |
2020年8月 | 33 | ガラタサライ | マルセイユ | フリー |
2021年9月 | 35 | 無所属 | FC東京 | フリー |
FC東京からあっという間に世界トップクラスのインテルへと駆け上がった長友。全盛期の市場価値は1400万€(約18億円)にも上り、他のビッグクラブからも注目される存在でした。
その後年齢を重ね、パフォーマンスもやや下降線に入ると、それにしたがって市場価値も低下。FC東京でプレーする現在は70万€(約9,000万円)です。
年齢を考えるとこれからステップアップや市場価値の上昇は見込めませんが、日本代表で世界を相手に活躍する姿はもう一度見せてほしいところです。
長友の所属するFC東京および日本代表の試合は以下のサービスで視聴可能。
長友佑都|最後のワールドカップへ!
15年近く日本代表を支え続け、3度のワールドカップ出場を果たしているレジェンド長友佑都。
ここ最近は衰えも指摘されるなどパフォーマンスが振るわず、全盛期を知るファンからすると寂しいところですが、その熱いメンタルとエネルギッシュなプレーはまだまだ日本代表に必要なはず!
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